タイヤ製造・販売大手の印アポロ・タイヤズは2月25日、ハンガリー工場の従業員の募集を開始すると発表した。第一弾として技能者（テクニシャン）と新卒エンジニアを100人採用し、年後半にさらに150人を募集する。
第一弾で採用される100人は2カ月間の座学研修を受けた後、3カ月間、インドに派遣され、生産開始に備え実践的な訓練を受ける。アポロ・タイヤズは昨年9月、初の海外工場をハンガリーに建設すると発表した。新工場は北東部ジェンジェシハラーシ近郊の工業団地に建設し、17年初頭に生産を開始する。投資額は5年間で4億7,500万ユーロを予定している。生産能力は乗用車および小型トラック用タイヤが年間550万本、大型商用車用タイヤが同67万5,000本。自社ブランドと蘭子会社フレデステインの両ブランドの製品を生産し、欧州全土に出荷する。
