米自動車部品大手ボルグワーナーは16日、英ジャガーランドローバー（JLR）の新型l4エンジンファミリーに最新の可変カムタイミング（VCT）システムとエンジンタイミングシステムを供給すると発表した。
ボルグワーナーのコンパクトな捩じり補助位相器技術はエンジン性能を向上させ、最新のチェーンおよびテンショナー技術は摩擦を低減し耐摩耗性を高める。同社の先進技術はJLRのすべての2リッター4気筒ディーゼルエンジンに採用されており、今後はガソリンエンジンにも搭載される。
ボルグワーナー・モールステックの社長兼ゼネラルマネジャー、ファドゥール氏は、「JLRの新しいl4のガソリンおよびディーゼルエンジンプログラムに対する貢献により、我が社はエンジンタイミングシステムとVCT技術のリーディングサプライヤーとしての地位を強化し、柔軟なモジュラー方式のプラットフォームによってグローバルに展開する自動車メーカーをサポートする。摩擦を低減しエンジン効率を高める先進のVCTとエンジンタイミング技術を提供し、JLRとのパートナーシップを拡大できることを誇りに思う」とコメントした。
