インドのタイヤ製造・販売大手アポロ・タイヤズは16日、ドイツのタイヤ販売大手ライフェンコム（Reifencom）を買収すると発表した。買収価格は4,560万ユーロ。ライフェンコムはドイツ、フランス、イタリア、オーストリア、スイス、デンマークの欧州6カ国でオンライン販売事業を展開するほか、ドイツ国内に37の販売・サービス店舗を持つ。
アポロ・タイヤズは、ライフェンコムの買収により欧州事業を強化する。ドイツおよび欧州での流通経路を改善し、アポロおよび蘭子会社フレデステインの両ブランドの認知度を店舗販売および成長市場のオンライン販売を通して高めることができる。
アポロ・タイヤズはライフェンコムについて、タイヤやホイールで幅広い商品を取り扱っており、ハイシーズンの春・秋にも迅速に商品を供給できる高効率な物流システムを持つことも買収の決め手となったと説明している。
