ロシアの自動車メーカー、ソレルスは12月29日、ウラジオストクで自動車組み立て工場を稼働させた。極東地域で初の自動車生産拠点となる同工場では2010年に1万5,000台、12年には4万台の生産を目指す。
\ソレルスは新工場で、まず傘下の四輪駆動車メーカーUAZの「パトリオット」や韓国・双竜自動車のSUV「C200」の生産を開始。来年半ばからは伊フィアットのキャンピングカー「デュカト」の生産も予定しているほか、いすゞ自動車のトラック生産も検討している。12年下期には溶接・塗装ラインが完成し、一貫生産体制が整う予定だ。雇用規模は当初700人だが、フル生産体制に入る12年には2,000人超に拡大する。
\ウラジオストク工場への投資総額は50億ルーブルに上る見通しで、開発対外経済銀行（VEB）から融資を受ける。（1RUB＝3.0JPY）
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