ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン（NRW）州でこのほど、電動トランスポーター「BOmobil」を開発するプロジェクトが発足した。同州のボーフム市および周辺地域の企業や公的機関、大学などが参加している。予算は総額500万ユーロ。うち州政府が300万ユーロ、参加企業は200万ユーロを拠出している。
\同プロジェクトでは2012年までに、BOmobilを50～100台、企業や公的機関に供給する計画。同モデルは2人乗りで、最大積載容量は400キログラム。最高時速は120km、1回のフル充電による航続距離は150km。
\同プロジェクトには、ボーフム専門大学、自動車大手のオペルのほか、ボーフムに拠点を置く企業や大学、公的機関による電気自動車のイニシアチブ「ruhrmobil-E」が参加している。
\ruhrmobil-Eに参加している米デルファイのドイツ法人はBOmobilに車載用ワイヤーハーネスなどの部品を供給。電気モーターに関するノウハウはノイホイザー・ヴィントテック（Neuhaeuser Windtec）が提供する。
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