製品ライフサイクル管理（PLM）ソフト大手のシーメンスPLMソフトウェアと見積計算ソフトを手がける独ファクトン（ポツダム）は、PLM事業で戦略提携することで合意した。両社の製品を統合し、製品開発の段階で最終コストを計算できるソリューションの開発を目指す。独業界紙『アウトモビールボッヘ』が報じた。
\ファクトンは1998年の設立で、オープンソースによる自動車・自動車部品産業向けの製造コスト見積ソフト（PLC）の開発を得意としている。今回の提携では具体的に、ファクトンのソリューションをシーメンスPLMの代表的な製品ライフサイクル管理ソリューションである「Teamcenter」に組み込む。
\ファクトンのクリス・ニコラエス最高経営責任者（CEO）は、「見積システムをPLMに組み込むことによって、製品開発の早い段階で製品ライフサイクル全体の正確なコスト計算ができるようになる」と述べ、システム統合の意義を強調した。
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