米自動車部品大手のTRWオートモーティブがポーランド南西部のグリヴィツェに工場を建設することを計画しているもようだ。TRWはイタリアでも新工場の建設を検討しているが、ポーランド政府筋によると、最終的にグリヴィツェに決定する可能性が高いという。現地日刊紙『ジェチポスポリタ（Rzeczpospolita）』がこのほど報じた。
\TRWは1億8,000ズロチ（6,100万ドル）を投じてステアリング工場を建設し、300人を雇用する計画。製品の9割は輸出するという。また、グリヴィツェに最終決定する前に同国経済省に投資保証と免税措置を申請するもようだ。グリヴィツェはカトヴィツェ経済特区にあり、各種の免税措置が適用される。
\TRWはすでにポーランドの5カ所に拠点を持っており、グリヴィツェではブレーキ部品を生産している。このほか、チェンストホーヴァにエンジニアリングセンターとシートベルト・エアバック工場、プルシュクフに部品工場、チェホビツェにステアリング工場がある。
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