米ボルグワーナーの独子会社であるボルグワーナーベルシステムズはこのほど、仏自動車大手のPSAプジョーシトロエンからプラチナスパークプラグを受注した。シトロエン「DS3」「ピカソ」およびプジョー「207」「308」に搭載する1.4リットルのガソリンエンジン向けに供給する。独業界紙『オートモビルボッヘ』(1日付、電子版)が報じた。
\新スパークプラグの採用により、PSAの当該モデルでは、エンジンが冷めた状態から発進するコールドスタートが改善されるほか、欧州連合(EU)の排ガス規制「ユーロ5」に対応しているという。
\ボルグワーナーは今後、スパークプラグ事業を強化していく方針。現在はガソリンエンジン用の市場で約5%のシェアにとどまっているという。
\中でも、同社のダブルプラチナスパーククラブは、耐燃焼性および耐摩擦性に優れているため、高温になる最新エンジンに需要があると見込んでいる。また、エンジンのダウンサイジングに対応するため、スパークプラグの硝子やハウジングをスリム化した。
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