独自動車大手のフォルクスワーゲン（VW）は12月21日、天然ガス（CNG）、バイオエタノールなどの代替燃料の普及と利用拡大に向けたイニシアチブに参加すると発表した。イニシアチブはドイツエネルギー機構（Dena）が中心になって立ち上げたもので、連邦運輸省が協賛している。大手自動車メーカーのほか、ガス供給会社、バイオガスメーカー、ガソリンスタンドなどが参加する。
\イニシアチブは自動車メーカー、燃料メーカー、ガソリンスタンドなどが協力して代替燃料の普及を促すと同時に、税優遇措置などを連邦政府に求めていく。今年半ばまでに具体的な実行計画を策定し、活動に入る予定だ。
\イニシアチブには天然ガス普及促進団体のerdgas mobil、バイオガス生産者団体（Fachverband Erdgas）、BP、アラル、シェルなどのガソリンスタンド運営事業者が参加している。自動車関係ではVW、ダイムラー、イベコ・マギルス、オペル、独輸入車販売組合（VDIK）、全ドイツ自動車クラブ（ADAC）などが名を連ねる
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