ロシア

露化学大手シブール、中国企業が株式買い増し

中国のシルクロード基金(SRF)と政策銀行の中国開発銀行(CDB)はこのほど、ロシア石油化学大手シブールの株式10%を取得することで基本合意した。中国国営の石油大手、中国石油化工(シノペック)が2015年に同社の株式10 […]

ロスネフチ、7-9月は大幅減益

ロシア石油最大手の国営ロスネフチが11日発表した2016年7-9月期の最終利益はアナリスト予想を下回る260億ルーブル(4億米ドル)となり、前期比で71%の大幅減益となった。石油輸出税の負担増加が主因だ。一方で年内に予定

ロシアの7-9月GDP、前年同期比0.4%減

ロシア連邦統計局(ロススタット)が14日発表した2016年7-9月期(第3四半期)の国内総生産(GDP、速報値)は前年同期に比べ、実質ベースで0.4%減少した。依然として減少が続いているが、マイナス幅は縮小している。 今

ロシア、機械産業振興に本腰

ロシア政府が機械産業の振興に力を入れ始めた。ウクライナ危機を受けた欧米の制裁措置を機に必要性の高まった輸入代替を促進する政策の一環で、特に機械やプラントの輸入依存度を引き下げるため外資企業に現地調達比率引き上げを求めるな

ハイネケン、カリーニングラード醸造所の生産停止

欧州ビール大手のハイネケン(オランダ)は先ごろ、バルト海に面するロシアの飛び地カリーニングラードの醸造子会社PTIが年内で生産を打ち切ることを明らかにした。同社の生産機能は国内の他の拠点に移管し、施設は倉庫として使用する

伊バリラ、ロシア現地生産を強化

イタリアのパスタ製造大手バリラがロシアでの生産を強化している。モスクワ近郊ソルネフノゴルスクにある工場で昨年、新たに2本の生産ラインが稼動し、今年の生産量は2万7,000トンに達する見通しだ。売上高は約6,400万ユーロ

ロシアのビジネス環境が改善=世銀リポート

世界銀行が10月25日発表した最新のビジネス環境ランキングで、ロシアが190カ国中40位と前年の51位から大きく順位を上げた。規制面での改善が評価された。ただ、改善の余地はまだ大きく、世銀では経済競争力の強化に向けたさら

ロシア大手銀VTB、英拠点の移転を検討

ロシア金融大手の国営VTB銀行は11日、英国の欧州連合(EU)離脱が決まったことを受けて、ロンドンにある欧州の投資銀行業務を統括する部門の移転を検討していることを明らかにした。英のEU離脱に絡んで業務移転に言及したのは、

ロスネフチ、バスネフチ過半数株取得へ

ロシア政府は10日、中堅石油会社バシネフチの政府保有株50.755%を業界最大手ロスネフチに3,297億ルーブル(53億米ドル)で売却すると発表した。取引額は評価額(47億ドル)を大きく上回る。 政府は当初、民間企業であ

露S7航空、航空宇宙会社シーローンチ買収

ロシアの航空会社で国内線最大手のS7は先ごろ、スイスに本拠を置く航空宇宙会社シーローンチ(Sea Launch)をロシアの国営航空宇宙企業体RSCエネルギヤから買収することで合意した。S7はロケットの海上発射システムを持

ロシア政府、バシネフチ民営化手続きを再開

ロシアのウリュカエフ経済相は3日、中堅石油企業バシネフチの部分民営化を早期に実施する方針を明らかにした。8月中旬に経済・政治への影響を理由として計画を凍結してから、わずか2カ月足らずで決定を撤回した形だ。背景に財政のひっ

ロシア航空機メーカー、カザフスタンでの合弁生産を計画

ロシアの水陸両用飛行機メーカーであるタガンログ(Taganrog)が、カザフスタンでの生産を検討している。カザフスタン当局も関心を示しており、中国や東南アジアへの輸出も視野に入れている。9月27日付のWeb紙『イーストタ

露政府が公共調達規則を改正、国内企業への発注促進

ロシア政府が来年初めから、公営・国有企業が実施する公共調達入札で、国内企業を優遇するルールを導入する。応札額が海外企業の提示額を上回っても、超過幅が15%の範囲内であれば国内企業に発注する。しかし、公営・国有企業の調達コ

中国企業、ウリヤノフスクで医療機器を生産

中国のシノエナジー・パンアジア・ホールディングスがロシア・ウリヤノフスク州に医療機器工場を設置する計画だ。段階的に総額15億米ドルを投資する。 州当局によると、第1期投資では磁気共鳴画像診断装置(MRT)や超音波検査機、

ロシア利下げ、政策金利10%に

ロシア中央銀行である連邦銀行は16日、主要政策金利である7日物レポ金利を0.5ポイント引き下げ10%に設定した。利下げは6月に続き、今年2度目。停滞する経済を後押しする狙いだ。市場も利下げを予測していた。 連銀は、年間イ

カラシニコフ、民生分野など事業多角化

ロシアの武器メーカー、カラシニコフ社が事業の多角化に乗り出している。世界各地の紛争地域で最も普及するライフル銃「AK-47」で知られる同社は、軍用ライフルから民生用の銃器に重点を移すと共に、狩猟用ナイフなどのサバイバル製

東芝とロシア郵便が提携、郵便・物流システム事業で

東芝は2日、国営ロシア郵便と郵便・物流システム事業で戦略的な協業の覚書を交わしたと発表した。国内の複数の物流ハブの自動化を計画するロシア郵便と、同システム事業の拡大を目指す東芝の方向性が一致した。今後、具体的な協業内容を

ガスプロム、上期は11.3%減益

ロシア国営ガス会社のガスプロムが8月30日発表した2016年6月中間期の最終利益は6,072億ルーブル(84億ユーロ)となり、前年同期から11.3%後退した。売上高はやや増加したが、コスト増大が響いて収益が悪化した。 売

NEDO、ロシア連邦技術発展庁と情報交換で協力

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は5日、ロシアへの技術導入を進めるロシア連邦技術発展庁(ATD)と協力することで合意し、覚書を交わしたと発表した。エネルギー、環境、産業技術などの幅広い分野で情報交換を進めて

ズベルバンク、上期の純利益急増

ロシア最大手銀行の国営ズベルバンクが25日発表した2016年1-6月半期決算の純利益は2,631億ルーブル(約36億ユーロ)となり、前年同期から208.8%増加した。純金利収入の増加と貸倒引当金の減少、経費削減が大幅増益

ガスプロム、1-3月期は5.1%減益

ロシア国営ガス会社のガスプロムが10日発表した2016年1-3月期決算の純利益は3,623億ルーブル(約50億ユーロ)となり、前年同期から5.1%減少した。燃料価格の低迷に加え、ウクライナ向け輸出量の減少が響いた。 売上

ロスネフチ、4-6月期は33%減益

ロシア石油最大手の国営ロスネフチが15日発表した2016年4-6月期決算の純利益は890億ルーブル(約12億4,000万ユーロ)となり、前年同期の1,340億ルーブルから33.6%減少した。原油価格の低迷が響いた。 売上

露FAS、米アップルに価格操作の疑い

ロシア連邦独占禁止局(FAS)は先ごろ、米アップルをスマートフォン「アイフォン」の販売における価格操作の疑いで捜査を開始したことを明らかにした。FASは国内のアイフォン販売業者16社が、「アイフォン6S」及び「アイフォン

露銀行の投資収益、2年ぶり増加

ロシアの銀行の投資収益が2014年以来初めて上昇した。トムソン・ロイターが先ごろ発表した試算によると、今年の4-6月期の投資収益は1億1,150万ドルと1-3月期の168万ドルから大幅に増加した。 今年上半期の手数料収入

ロシア、自動車の再輸出が活発化

ロシアで輸入車両を再輸出する動きが活発化している。最近のルーブル安を背景に同国に工場を持つ独フォルクスワーゲン(VW)や韓国の現代自動車が輸出増に向け現地生産を増やす一方で、国内外の価格差を利用しマージンを得るため輸入車

テレノール、露ビンペルコム株売却へ

ノルウェー国営通信企業のテレノールが、近くロシア・ビンペルコムの株式33%を売却する方針だ。現在、株式を一括して引き受ける買い手を探しているが、9月末までに見つからなければ、ロンドン証券取引所に放出する考え。8月1日付の

独フラポート、露プルコヴォ空港への出資引き下げ

フランクフルト空港の運営会社フラポートは7月31日、露サンクトペテルブルクのプルコヴォ空港を運営する企業連合(タリタ・トレーディング)の資本10.5%をカタール投資庁(QIA)に売却し、出資比率を25%に引き下げると発表

臨床検査機器のアークレイ、ロシア工場を拡張

臨床検査機器大手のアークレイ(本社:京都)は26日、ロシア工場の拡張を終え、新たに尿検査試薬の生産を開始したと発表した。ロシアや近隣諸国の需要拡大を見込み、生産品目の拡充で事業強化を図る。 ロシア工場は指定学術都市である

米ファイザー、ロシア同業と合弁工場を建設

ロシア製薬会社のノヴァメディカ(NovaMedika)は13日、米同業大手のファイザーと共同で、南西部カルーガ地方に新工場を建設すると発表した。ファイザーが特許を持つ医薬品を生産し、国内市場に供給する。投資規模は明らかに

アルロサ政府保有株、522億ルーブルで売却

ロシアのウリュカエフ経済相は9日、政府がダイヤモンド世界最大手アルロサの株式10.9%を522億ルーブル(8億1,305万米ドル)で売却したと発表した。財政赤字削減に向けた民営化計画の一環。政府は来年末までに石油会社のロ

クレディ・スイス、ロシア富裕層向け資産管理サービスを縮小

スイス金融大手のクレディ・スイスは11日、ロシアにおける富裕層向け資産管理・運用サービスを縮小すると発表した。運用相談は継続するが、口座管理などの実務はスイスで行う。法人向けサービスなど他の業務には変更がない。 今回の決

独機械ジーベンハール、露トヴェリに工場を建設

遊星歯車やウインチを製造する独機械ジーベンハール・アントリープステヒニーク(Siebenhaar )は、モスクワの北西170kmに位置するトヴェリに工場を建設する計画だ。市行政当局が先ごろ、同社代表者との面会後に発表した

ヴィロ(ポンプ)―ロシアに工場開設―

ポンプ大手の独ヴィロ(ドルトムント)は6月28日、モスクワ近郊のノギンスクで工場の竣工式を行った。同工場の投資額はドイツ企業の対ロシア投資で今年最大。ロシア側の関心は高く、式典にはメドベージェフ首相が出席した。 同社は2

中露が共同で旅客機開発

ロシアと中国が民間旅客機の開発協力を進めている。2014年に両国首脳が大型長距離旅客機の共同開発で合意して以来、両国のメーカーが協力して開発を進めており、早ければ2021年には完成する見通しだ。しかし、ボーイングやエアバ

露航空貨物大手、ボーイングから大型機調達へ

ロシアの航空貨物大手ヴォルガ・ドニエプル・グループと米ボーイングとの間で行われている総額40億ドルに上る大型貨物機の購入に関する交渉が大詰めを迎えている。ブルームバーグが20日、関係筋の情報として伝えたもので、ボーイング

露ズベルバンク、トルコ子会社を売却か

ロシア最大手銀行の国営ズベルバンクがトルコ子会社デニズバンク(Denizbank)の売却を検討しているもようだ。ロイター通信が14日、消息筋の情報として伝えたもので、ズベルバンクは複数の投資銀行に売却の仲介を打診している

プーチン大統領、ロスネフチ株の売却先に中印を希望

ロシア政府が保有する石油最大手ロスネフチの株式19.5%を売却する計画をめぐり、プーチン大統領は中国、インド政府への売却を希望しているもようだ。売却を急ぐことで、今年の議会選および2018年の大統領選をにらみ財政均衡を図

独農機大手クラース、「ロシアメーカー」の地位獲得

農業機械大手の独クラースは17日、ロシア政府との間で「特別投資契約」を締結したと発表した。これにより同社は「ロシアメーカー」の地位を獲得。同社製コンバインを購入した農家はロシア企業の製品を購入した場合と同じ条件で公的支援

ロスネフチ、1-3月は74%の大幅減益

ロシア石油最大手の国営ロスネフチが8日発表した2016年1-3月期の純利益は140億ルーブル(約1億9,000万ユーロ)となり、前年同期の560億ルーブルから73.6%減少した。原油価格が過去13年間で最低水準をつけるな

露イルクート、新型旅客機「MS-21」を公開

ロシア国有UAC(統一航空機製造会社)の傘下企業イルクート(Irkut)は8日、新型の双発旅客機「MS-21」を公開した。中距離旅客機のグローバル市場開拓を狙うロシア政府の切り札で、すでにアエロフロート航空やマレーシアの

露、医薬品販売が大きく減少

ロシアの医薬品販売額が年初以来大きく減少している。現地紙『ベドモスチ』が5月31日、医薬品市場の調査会社DSMの最新報告をもとに伝えたもので、1-3月期の販売額は前年同期比10%減の2,703億ルーブル(約36億2,00

ロスネフチ、ギリシャ石油精製最大手と提携で基本合意

ロシア石油最大手の国営ロスネフチは5月27日、ギリシャ石油精製最大手のヘレニック・ペトロリアム(HEP)と提携することで基本合意した。原油・石油製品を直接取引するほか、他の提携の形を探る。合意書の有効期限は当初1年で延長

仏製薬サノフィ、新インスリン製剤のロシア生産開始

仏製薬大手サノフィは先ごろ、ロシア西部オリョール州ヴォストクにある工場で新しいインスリン製剤の生産を開始した。現地メディアによると、新ラインへの投資額は15億ルーブル(約2,000万ユーロ)に上った。 生産されるのは、昨

ロシア人のバカンス先、ギリシャ人気が急上昇

ギリシャを訪れるロシア人旅行客が急増している。これまで人気の高かったエジプト、トルコへの航空便運航を政府が禁止したことで、ギリシャへの注目が高まったもようだ。 ロシア・ツアーオペレーター協会(ATOR)によると、1-4月

ズベルバンク、1-3月期は284%増益

ロシア最大手銀行の国営ズベルバンクが5月25日発表した2016年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は1,177億ルーブル(約16億1,000万ユーロ)となり、前年同期から284.6%増加した。同利益高は四半期の数字とし

ロシア、最低賃金を21%引き上げ

ロシア議会は17日、7月1日から最低賃金(月額)を現行の6,204ルーブル(86ユーロ)から7,500ルーブル(105ユーロ)に引き上げる法案を可決した。メドベージェフ首相が3月に予告していたもので、上げ幅は21%に上る

露大統領、バシネフチ民営化を承認

ロシアのプーチン大統領は先ごろ、国営石油会社バシネフチ(Bashneft)の民営化を承認した。株式売却益で石油価格の下落により生じた財政赤字を補てんする意向だ。売却先や売却価格については確定していない。 ウリュカエフ経済

中国、露の高速鉄道建設事業に融資

ロシアの首都モスクワと東部のカザンを結ぶ高速鉄道の建設事業に関し、中国が総額約67億ユーロの出資及び融資を行うことで両国関係者の間で先ごろ合意が成立した。ロシア国鉄(RZD)、中国鉄路(国鉄)及び両国の政府関係者が出席し

中国、ヤマルLNGプロジェクトに出資

中国の輸出入銀行と国家開発銀行は先ごろ、ロシア天然ガス2位のノバテク(Novatek)が北極圏のヤマル半島で進めている液化天然ガス(LNG)プロジェクトに対し、120億ドルに上る期間15年間のクレジットライン(信用供与枠

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