インフィニオン―SICウエハーの長期調達で合意―
半導体大手の独インフィニオン(ミュンヘン)は26日、炭化ケイ素(SiC)ウエハーを米クリーから長期調達する契約に調印したと発表した。同社が重視する車載・産業用半導体の分野でSiC半導体の重要性が高まっていることから、基板 […]
半導体大手の独インフィニオン(ミュンヘン)は26日、炭化ケイ素(SiC)ウエハーを米クリーから長期調達する契約に調印したと発表した。同社が重視する車載・産業用半導体の分野でSiC半導体の重要性が高まっていることから、基板 […]
ハイテク大手の独ボッシュと再保険世界最大手のミュンヘン再保険は22日、事業のIoT化に取り組むメーカーの支援に向けて協業すると発表した。IoT化を目指す中小メーカーが直面する技術や資金面での問題をクリアできるよう後押しし
分散型台帳技術のブロックチェーンが情報通信業界のテーマとして重要性を増している。独情報通信業界連盟(Bitkom)が業界企業を対象に今年の重要テーマを尋ねたところ、ブロックチェーンとの回答は26%に上り、前年の11%から
独塗料・印刷インク業界連盟(VdL)が19日の年次記者会見で発表した独業界の2017年の販売量は前年比1.4%減の170万トンへと落ち込んだ。産業塗料は全般的に好調だったものの、建設塗料と印刷インクが不振で、全体が押し下
IT大手の米グーグルは16日、独ミュンヘン工科大学を支援することで合意した。人工知能(AI)やロボット分野で最先端技術の開発を支援するとともに優秀な人材を確保することが狙い。総額1億2,500万ユーロを投じる。 若い研究
シーメンスをはじめとする欧米の国際的な企業・組織は16日、ミュンヘン安全保障会議の会場で「サイバーセキュリティ憲章」に署名した。モノのインターネット(IoT)など経済・社会のデジタル化を推し進めるためにはネット利用に対す
ドイツ連邦統計局は14日、1月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、インフレ率(ドイツ基準)は前年同月比が1.6%、前月比がマイナス0.7%で速報値と変わりがなかった。エネルギーは前年同月比0.9%増と伸び率が
光学大手の独カール・ツァイス(オーバーコッヘン)がスマートグラス分野で電気通信大手のドイツテレコムと合弁会社を設立した。スマートグラスの需要が十分にあると判断したためで、中期的に市場投入する考えだ。すでにプロトタイプが完
半導体大手の独インフィニオン(ミュンヘン)は20日、デンマークのスタートアップ企業メルス・オーディオ(Merus Audio)を買収したと発表した。オーディオ事業を強化する考え。買収金額は公表しないことで合意した。 メル
コンピューターやロボットによる業務の代行が可能な仕事に従事する人の割合が急速に増えていることが、連邦雇用庁(BA)傘下の労働市場・職業研究所(IAB)が15日に発表したレポートで分かった。それによると、社会保険料の納付義
独電気電子工業会(ZVEI)が8日発表した独業界の2017年の売上高は前年比7.2%増の1,912億ユーロ(暫定値)となり、過去最高を更新した。増加は4年連続(グラフ参照)。世界経済の加速が強い追い風となった格好で、国外
独電気電子工業会(ZVEI)が8日発表した2017年の国内白物家電市場規模は前年比およそ2%増の860億ユーロ弱へと拡大した。小型製品が3%増の28億ユーロと全体をけん引。大型製品も1.5%増えて58億ユーロとなった。
ベルギーの半導体大手メレキシスは7日、自動車用マイクロチップを生産するブルガリアのソフィア工場を拡張すると発表した。欧州事業の強化が狙い。今後5年で総額7,500万ユーロを投じ、広さを倍増させるほか、研究開発(R
アプリを用いた配車サービスを手がける米リフトが同社初の欧州拠点をドイツ南部のミュンヘンに開設する。新拠点では自動運転用のソフトウエア開発に取り組む。具体的な計画はないものの、欧州での配車サービスも視野に入れている。リフト
自動車部品大手の独コンチネンタルは5日、米IT大手のエヌビディアの車載人工知能プラットフォーム「エヌビディア・ドライブ」をベースに自動運転システムを開発することで両社が合意したと発表した。最終定にハンドルとブレーキのない
独バーデン・ヴュルテンベルク地区の金属業界(自動車・電機・機械など)の労使は6日未明、新しい労使協定の内容で合意した。大幅な賃上げのほか、就労時間短縮の権利を被用者に認めることが柱で、家庭生活と仕事をこれまでよりも両立し
独自動車大手のBMWグループなど3社が2016年に発足させた自動運転プラットフォームの開発連合に韓国の現代自動車が参加するとの観測が浮上している。独『アウトモビルボッヘ』紙が5日、報じたもので、数週間前から交渉を行ってお
蘭ロッテルダム港湾公社は1月31日、欧州最大の同港のモノのインターネット(IoT)化計画を発表した。「世界で最もスマートな港湾になる」(ポール・スミッツ最高財務責任者)ことが目標で、米IT大手IBMの協力を受けてデジタル
ドイツの企業・機関の70%が2016~17年の2年間にサイバー攻撃を受けていたことが、連邦情報技術セキュリティ庁(BSI)のアンケート調査で分かった。攻撃を受けた企業・機関の半数ではITシステムへのアクセスやシステム改変
国際ロボット連盟(IFR)が先ごろ発表した最新レポートによると、ハンガリーの2016年の産業用ロボットの利用台数は前年比で13%増加した。11年から16年にかけての平均増加率は年率18%だった。IFRでは今後も同様のペー
経済のデジタル化の進展が雇用にもたらす影響を巡って、ドイツの経済界でちょっとした波紋が広がっている。きっかけは同国が官民挙げて取り組む経済のIoT化戦略「インダストリー4.0(I4.0)」を推進する主要団体である情報通信
電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が1月31日発表した2017年10-12月期(第1四半期)決算の純利益は前年同期比12%増の21億8,900万ユーロへと拡大した。旧子会社である照明大手オスラムの保有株(17.34%)
半導体大手の独インフィニオン(ミュンヘン)は1月31日の決算発表で、2018年9月通期の業績見通しを引き下げた。米ドル安を踏まえたもので、売上成長率を従来予測の7~11%から約3~7%へと下方修正。売上高営業利益率(特別
ドイツ企業を対象とする中国資本のM&A(企業の合併・買収)活動は昨年も活発だった。件数自体は前年を21%下回ったものの、金額ベースではダントツの過去最高となった前年を9%上回る136億8,400万ユーロへと拡大
自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)が30日発表した2017年12月期暫定決算の売上高は前期比6.7%増の約780億ユーロとなり、過去最高を更新した。営業利益(EBIT)も23.3%増の約53億ユーロと好調で、
電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は24日、同社が開発・運用するクラウドベースの産業用IoTオペレーティングシステム(OS)「マインドスフィア」のユーザー団体「マインドスフィア・ワールド」をパートナー企業18社と共同で
人口が少ない地方部でネット通販の需要が増えている。都市部への人口集中などを受けて地方の人口が減りスーパーや専門店も少なくなっているためだ。独電子商取引・通販全国連盟(BEVH)のクリストフ・ヴェンケフィッシャー専務理事は
自動車部品大手の独ボッシュは24日、車両とあらゆるものをつなぐ通信技術であるセルラーV2Xの共同実証試験で、先進運転支援システム(ADAS)の機能向上が確認できたと発表した。リアルタイムの通信により運転の安全性、効率が一
独電気電子工業会(ZVEI)は24日、独業界の生産高が今年は物価調整後の実質で3%増加するとの予測を発表した。売上高(ソフトウエアとサービスを含む)も3%増の1,960億ユーロへと拡大し、2年連続で過去最高を記録するとみ
独金属労組IGメタルは30日夜、自動車、電機、機械業界を対象に大規模な警告ストライキを開始した。16時間に及んだ27日の労使交渉が決裂したためで、来月2日(金)まで全国の工場など計275カ所でそれぞれ24時間のストを行う
コンピューターの仮想化技術を手掛ける米ヴイエムウェアは26日、ブルガリアの首都ソフィアにある研究開発(R&D)拠点で人員を強化する計画を明らかにした。今後数年で現在の倍に当たる1,500人へと増員し、欧州・中東・アフリカ
欧州委員会は24日、半導体大手の米クアルコムにEU競争法違反で9億9,700万ユーロの制裁金支払いを命じたと発表した。米アップルへの「ベースバンドチップ」の販売をめぐり、アップルが他社製品を使わないことを条件にリベートを
欧州連合(EU)の欧州委員会は18日、米半導体大手クアルコムがオランダ同業NXPセミコンダクターズを買収する計画を承認したと発表した。クアルコムが提案した競争上の是正策を実行することが条件となる。 クアルコムは2016年
ドイツ連邦統計局が16日発表した2017年の消費者物価指数は前年比1.8%増となり、5年来の大きな上げ幅(インフレ率)を記録した。インフレ率はエネルギー価格の下落を受けて14年から16年にかけて1%未満にとどまっていたが
外部からの給電が可能な電動車両の普及率が高まると、広域停電(ブラックアウト)のリスクも上昇する――。経営コンサルティング大手のオリバー・ワイマンは22日にそんな見解を示し、注意を促した。停電を回避するためには巨額投資で低
欧州委員会は18日、米半導体大手クアルコムがオランダ同業NXPセミコンダクターズを買収する計画を承認したと発表した。クアルコムが提案した競争上の是正策を実行することが条件となる。 クアルコムは2016年10月、総額470
自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は12日、車両とあらゆるものをつなぐ通信技術であるセルラーV2Xの実証試験を日本で共同実施すると発表した。日本初のセルラーV2X実証試験で、コンチネンタルのほか、日産自動車、
ドイツ連邦統計局のデータをもとに情報通信業界連盟(Bitkom)が10日発表した2017年1-9月期の情報通信(ICT)機器(娯楽家電を含む)の輸出高は前年同期比9%増の275億ユーロと大きく伸びた。ITハードウエアが2
ドイツの消費者の多くは商品分野によって実店舗とネットショップを使い分けていることが、情報通信業界連盟(Bitkom)のアンケート調査で分かった。Bitkomは14歳以上のネットユーザーを対象に「実店舗よりもネットショップ
欧州委員会は11日、世界最高水準のスーパーコンピュータを核とする高性能コンピュータ(HPC)のインフラ構築に向け、EUと加盟国が共同で2020年までにおよそ10億ドルを投じる計画を発表した。欧州に独自のHPCシステムを確
ドイツ経済は明るい新年を迎えた。1年前は米トランプ政権の成立や英国の欧州連合(EU)離脱決定など保護主義やナショナリズムの動きが世界的に強まり、企業の輸出や国際事業の先行きに影を落としていたが、昨年は時間を追うごとに世界
デジタル地図大手の蘭ヒア(エイントホーフェン)は4日、自動車部品大手の独ボッシュとコンチネンタルが同社にそれぞれ5%出資することを明らかにした。コンチネンタルとは自動車分野での協力関係を拡大する。ボッシュとはデータを活用
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は8日、米ラスベガスの家電見本市CES会場で、米半導体大手エヌビディアのドライバーアシスト・プラットフォーム「ドライブⅨ」を採用すると発表した。同プラットフォームには顔認識による車
半導体大手の独インフィニオンは9日、中国のIT大手百度と自動運転の分野で協業すると発表した。インフィニオンは百度が主導する自動運転の開発計画(アポロ計画)に参加。マイクロコントローラーやレーダー・ライダーセンサーチップな
ドイツ商工会議所連合会(DIHK)は19日、デジタル化に関する企業アンケート調査の結果を発表した。デジタル化の進展で「売上が増加する」などの肯定評価が多かった一方で、支出増など負担の拡大やセキュリティリスク、標準の欠如と
IT大手の米IBMは14日、量子コンピューターの分野で自動車大手の独ダイムラーと協業すると発表した。IBMは同コンピューターの実用化に向け大学や企業と協業しており、その一環として自動車分野での利用の可能性をダイムラーと共
独電機大手シーメンスの医療機器子会社シーメンス・ヘルシニアーズ(エアランゲン)は15日、感染症検査製品の開発・製造を手がけるルクセンブルクのファースト・トラック・ダイアグノスティクス(FTD)を買収することで合意したと発
民生通信エレクトロニクス協会(gfu)は14日、ドイツ国内のヘッドフォンの売上高が今年は前年比9%増の4億7,000万ユーロ強に拡大するとの見通しを明らかにした。販売台数が1.5%増(1,170万台)にとどまることから、