電子、電機

パナソニック、欧州本社を英からオランダに移転

パナソニックは英国にある欧州本社をオランダのアムステルダムに移転する方針だ。英国のEU離脱に備えたもので、10月に実施する。金融機関を中心とした英国離れが製造業にも広がってきた。 同社の欧州本社移転は、ローラン・アバディ […]

シーメンスがイランから撤退

電機大手の独シーメンスがイラン事業から撤退する。米国のイラン制裁再開を受けた措置。在ドイツ米国大使のリチャード・グレネル氏が23日ツイッターで明らかにし、同社が追認した。同社は声明で「イランに関するマルチラテラルな枠組み

独電機業界の上期輸出、初の1000億ユーロ突破

独電気電子工業会(ZVEI)が21日発表した独電機業界の上半期(1~6月)の輸出高は前年同期比4.3%増の1,017億ユーロとなり、初めて1,000億ユーロの大台に乗った。新興国向けが6.5%増の357億ユーロと大きく拡

独車部品大手ヘラー、リトアニア工場が稼働

自動車部品大手の独ヘラーはこのほど、リトアニアのカウナス工場が稼働し、欧州に初出荷したことを明らかにした。同工場では自動車のヘッドライト用電子回路基板を生産している。 ヘラーがカウナス自由経済地域(FEZ)に開設した同工

露カラシニコフがEV開発、「米テスラに匹敵」

ロシアの兵器製造大手カラシニコフは24日、国防省主催の国際軍事技術フォーラム「Army 2018」(開催期間24日~26日)で、独自に開発した電気自動車(EV)の乗用車モデル「CV-1」を公開した。旧ソビエト時代の197

ノルウェーのNBT、ウクライナで風力発電施設を設置

集合型風力発電所(ウインドファーム)の建設を専門とするノルウェーのNBTは、ウクライナ南部のヘルソン地方に風力タービン約70基からなるウインドファームを建設する計画だ。同発電所の最大出力は250メガワット(MW)。在ノル

フォルクスワーゲン―ブラジルで電気トラック1600台受注―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は21日、ブラジルのビール最大手アンベブから電気トラックを受注したと発表した。現地子会社フォルクスワーゲン・カミーニョス・エ・オニブス(VWCO)を通して2023

CATL―来年にも欧州事業開始―

中国の車載電池大手、寧徳時代新能源科技(CATL)は来年にも欧州市場での活動を本格的に始動する考えだ。独テューリンゲン州エアフルトに建設するリチウムイオン電池工場の完成は2022年を予定しているものの、生産開始前から新規

パラゴン―上期売上42%増加―

自動車部品・センサー製造の独パラゴン(デルブリュック)が21日発表した2018年6月中間期決算の売上高は前年同期比42.1%増の7,860万ユーロと大幅に伸びた。内装・外装部品、エレクトロモビリティ部門で3倍以上の増収を

シーメンス―従業員削減か、ガスタービン合弁化観測も―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が組織再編の一環で大規模な人員削減を実施するとの観測が浮上している。独経済誌『マネージャー・マガチィン』が報じたもので、ジョー・ケーザー社長は複数の投資家との個別会談で2万人を整理する

シーメンス―ハイブリッド機関車を公開―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は28日、新開発のハイブリッド機関車「ベクトロン・デュアル・モード」を9月の鉄道技術見本市イノトランス(18~21日、ベルリン)で公開すると発表した。ドイツ国内の貨物輸送を想定した製品

メトロ―筆頭株主ハニエルが保有株売却―

独流通大手メトロ(デュッセルドルフ)の筆頭株主である複合企業ハニエルは24日、メトロの普通株7.3%をチェコとスロバキアの投資家が新設した投資会社EPグローバル・コマース(EPGC)に売却することで合意したと発表した。メ

娯楽家電売上3.5%減少見通し、高価格化の傾向

独情報通信業界連盟(Bitkom)は23日、ドイツの娯楽家電市場規模が今年は96億ユーロとなり、前年比で3.5%縮小する見通しを明らかにした。デジカメとゲーム機の不振が響く。市場全体の44%を占めるテレビについては横ばい

三菱ケミカル、半導体関連サービスの独社を買収

三菱ケミカルは21日、欧米で半導体関連サービス事業を展開する独クリーンパート・グループを買収することで合意したと発表した。半導体メーカー向けサービスのグローバル化が狙い。独投資ファンドのドイチェ・ベタイリグングスが持つ同

ボッシュ、英燃料電池開発会社と提携

自動車部品大手の独ボッシュは21日、固体酸化物形燃料電池(SOFC)開発の有力企業である英セレス・パワーと戦略的提携で合意したと発表した。SOFCの量産化技術の確立が狙い。開発・生産分野で協業するほか、セレスに4%出資す

独車部品大手ヘラー、リトアニア工場が稼働

自動車部品大手の独ヘラーはこのほど、リトアニアのカウナス工場が稼働し、欧州に初出荷したことを明らかにした。同工場では自動車のヘッドライト用電子回路基板を生産している。 ヘラーがカウナス自由経済地域(FEZ)に開設した同工

露カラシニコフがEV開発、「米テスラに匹敵」

ロシアの兵器製造大手カラシニコフは24日、国防省主催の国際軍事技術フォーラム「Army 2018」(開催期間24日~26日)で、独自に開発した電気自動車(EV)の乗用車モデル「CV-1」を公開した。旧ソビエト時代の197

消費者の3人に2人が電子機器を自ら設定できず

電子機器の設定や接続を自ら行えず知人や家族に助けてもらったことのある消費者はドイツ人全体の67%に上ることが、独情報通信業界連盟(Bitkom)のアンケート調査で分かった。「娯楽家電の設定は近年、難しくなっている」(同5

猛暑でエアコン需要拡大、今年は過去最高の20万台超に

猛暑の影響でドイツのエアコン需要が急速に伸びている。業界団体FGKによると、一般世帯・小規模企業向けの販売台数(ビル用など業務用を含まない)は例年の15万~16万台から今年は20万台超へと拡大し、過去最高を更新する見通し

VWがティグアンなど70万台をリコール

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)がクロスオーバーSUV「ティグアン」とミニバン「トゥーラン」をリコール(無料の回収・修理)する。サンルーフの電気系部品に不具合があるため。独業界誌『Kfzベトリープ』が広報担当者の

電機業界の上期売上が過去最高に

独電気電子工業会(ZVEI)が9日発表した独業界の上半期(1~6月)の売上高は前年同期比3.6%増の962億ユーロとなり、過去最高を更新した。ユーロ圏(ドイツを除く)が5.1%増の187億ユーロと全体をけん引。国内(3.

リトアニアのEV充電網拡大、年内に57カ所増設

リトアニア政府は年内に電気自動車(EV)充電ステーションを57カ所増設する計画だ。現地通信社が8日、マシウリス交通相の話として報じたもので、欧州連合(EU)から150万ユーロの助成を受けるとともに、地方自治体が投資額の1

中国海信のゴレニア買収、欧州委が承認

欧州連合(EU)の欧州委員会は7日、中国家電大手の中国海信集団(ハイセンス)によるスロベニア同業ゴレニアの買収を承認したと発表した。競争上の問題はないと判断し、無条件で買収を認める。 ゴレニアは激戦の家電業界で生き残り、

スイス通信ケーブル大手R&M、ブルガリア工場に260万ユーロ

スイスの通信ケーブル最大手R&Mは20日、生産能力の拡大に向け、ブルガリア・ソフィアの工場に今後2年で500万レフ(260万ユーロ)を投資すると発表した。すでに着工しており、今後5カ月以内に同社の光ファイバー接続箱「ポラ

卸売物価が1年3カ月来の高い伸びに、7月は+3.5%

ドイツ連邦統計局が16日発表した7月の卸売物価指数は前年同月比3.5%増となり、1年3カ月来(2017年4月以来)の高い伸びを記録した。上昇率の拡大は4カ月連続。石炭・石油製品が15.2%増と大幅に伸びたことがこれまでに

健康向けウェアラブル端末 クロアチア

健康管理のためのウェアラブル端末(アクティビティ・トラッカー)である「リーフ(Leaf)」を開発・販売している。主に女性ユーザーを想定したエレガントなデザインで、スマートジュエリーとも呼ばれる。 端末の内蔵センサーが毎日

フォルクスワーゲン―ゴルフ生産を本社工場に集約―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は17日、主力モデル「ゴルフ」の生産をヴォルフスブルク本社工場に集約する計画を明らかにした。ドイツ国内のすべての生産拠点で2020年までに生産性を25%引き上げる目標を受けた措置。

堀場製作所―電動車電池評価の独社買収―

堀場製作所は10日、電動車用電池や燃料電池の評価技術で定評のある独フューアルコン(FuelCon)を買収することで合意したと発表した。電動車計測事業を強化する狙い。独子会社ホリバ・ヨーロッパを通して株式100%を取得する

ボッシュ―自動運転用地図の米スタートアップに出資―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は14日、自動運転用デジタル地図の米スタートアップ企業ディープ・マップにベンチャー投資子会社ロバート・ボッシュ・ベンチャー・キャピタル(RBVC)を通して資本参加したと発表し

ボッシュ―燃料電池開発の英社と戦略協業―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は21日、固体酸化物形燃料電池(SOFC)開発の有力企業である英セレス・パワーと戦略協業合意したと発表した。SOFCの量産化技術を確立する考え。 開発・生産分野で協働するほか

三菱ケミカル―半導体関連サービスの独社を買収―

三菱ケミカルは21日、欧州、米国で半導体関連サービス事業を展開する独クリーンパート・グループを買収することで独投資ファンドのドイチェ・ベタイリグングスと合意したと発表した。半導体メーカー向けサービスをグローバル化する考え

中国海信のゴレニア買収、欧州委が承認

EUの欧州委員会は7日、中国家電大手の中国海信集団(ハイセンス)によるスロベニア同業ゴレニアの買収を承認したと発表した。競争上の問題はないと判断し、無条件で買収を認める。 ゴレニアは激戦の家電業界で生き残り、長期的な成長

ダイムラー―中国でスマートEV生産か―

高級車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)が超小型車ブランド「スマート」の電気自動車(EV)モデルを中国で合弁生産する方向で交渉しているもようだ。ブルームバーグ通信が消息筋の情報として報じたもので、現地提携先である北京

オスラム―オフィス照明・街灯事業売却へ―

照明大手の独オスラムは7月31日、収益力が低いライティング・ソリューション(LS)事業の売却方針を明らかにした。各種の措置の効果で業績が安定してきたことから放出する。経営資源を将来性の高いハイテク分野に絞り込む考えだ。

ダイアログ・セミコンダクター―米同業の買収を断念―

独英資本の半導体大手ダイアログ・セミコンダクター(ロンドン)は7月31日、米同業シナプティクスの買収に向けた交渉を打ち切ったと発表した。理由は明らかにしていない。ロイター通信が内部情報として報じたところによると、買収提示

独車部品フォス、ブルガリアに工場建設

ドイツの自動車部品メーカー、フォス(Voss)がブルガリア北部のロベチに工場を建設する。ロベチ市当局が7月31日明らかにした。工場の立地は同市内にあるバホビツァ工業団地で、敷地面積は1万2,225平方メートル。2019年

ハンガリーMOL、国内バス・サービス会社買収

ハンガリーの石油・ガス最大手MOLは7月31日、同国でバス事業などを行うITKホールディングを買収すると発表した。ブダペストや東部のデブレツェンなどで200台以上のバスを運用するITKを傘下に収め、サービス分野における事

オーストリア照明大手、セルビア工場で生産開始

オーストリアの照明器具大手ツムトーベル(Zumtobel)は7月30日、セルビア南部のニシュに建設した工場で生産を開始したと発表した。4万平方メートルの広さを持つ新工場への投資額は3,060万ユーロ。正式に開所する今年9

中国の恵科集団、カザフスタンでテレビ生産

中国家電メーカーの恵科集団(HKC)がカザフスタン北部のコスタナイ工業団地にテレビの組み立て工場を設置する計画だ。2,000万米ドルを初期投資し、300万台の年産能力を持つ工場を建設する。HKCとコスタナイ州で作る作業グ

シーメンス―カンパニー制へ移行―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は1日、今後10年を見越した新経営戦略「ビジョン2020+」を発表した。事業部門を分社化するカンパニー制の全面採用が柱。既存と新設の各カンパニーに大きな裁量を与え、成長を加速する狙いだ

シーメンス―アプリ開発加速技術のメンディックス買収―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は1日、「ローコード開発プラットホーム」のパイオニア企業である米メンディックスを買収すると発表した。産業IoT事業を強化する考え。買収金額は6億ユーロ。10~12月の買収手続き完了を見

シーメンス―4-6月営業増益確保、IoT追い風に―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が2日発表した2018年4-6月期(第3四半期)決算の製造事業の営業利益は22億900万ユーロとなり、前年同期比で2%増加した。製造業のIoT化を背景にデジタルファクトリー部門が好調で

フォルクスワーゲン―全固体電池の量産視野に―

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)グループのヘルベルト・ディース社長は1日の決算発表で、「アジアのメーカーにいつまでも依存しているわけにはいかない」と述べ、車載電池事業への参入に意欲を示した。現在主

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