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2010/4/21

総合 - ドイツ経済ニュース

生産者物価の低下幅がさらに縮小

この記事の要約

ドイツ連邦統計局が20日発表した2010年3月の生産者物価指数は前年同月比マイナス1.5%となり、09年3月から13カ月連続で下落した。エネルギー価格が5.5%下がり、全体を押し下げた格好で、エネルギーを除いた変動率はプ […]

ドイツ連邦統計局が20日発表した2010年3月の生産者物価指数は前年同月比マイナス1.5%となり、09年3月から13カ月連続で下落した。エネルギー価格が5.5%下がり、全体を押し下げた格好で、エネルギーを除いた変動率はプラス0.2%とわずかに上昇した。生産者物価の低下幅は09年6月~10月(月により6.9~7.8%)をピークに縮小が続いている。今年3月の同物価は前月比では0.7%上昇した。

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エネルギーで価格が大きく下がったのは天然ガスで、前年同月比マイナス30.8%となった(前月比はマイナス1.3%)。一方、石油製品は25.2%上昇(同プラス5.1%)。製品別の上げ幅は重油が58.0%(プラス5.9%)、液化ガスが56.6%(プラス2.5%)、灯油が45.5%(プラス8.9%)、ガソリンが19.7%(プラス5.4%)、軽油が19.5%(プラス5.4%)だった。

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中間財は前年同月比、前月比ともに0.9%上がった。金属はそれぞれ4.7%、2.6%上昇。特に非鉄金属(半製品を含む)は前年同月比の上げ幅が32.0%に達した(前月比の変動率プラス2.9%)。一方、鉄鋼管は13.4%下落(同マイナス0.5%)、圧延鋼も3.3%下がった(プラス4.6%)。肥料・窒素化合物は前年同月比が22.6%下落、前月比が5.1%上昇している。

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消費財は前年同月比が0.5%低下し、前月比も0.2%下がった。

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