フランクフルト証券取引所を運営するドイツ取引所は4日、主要株価指数の銘柄を21日付で入れ替えると発表した。最大手30社を対象としたDAX（ドイツ株価指数）では建材大手のハイデルベルク・セメント（ハイデルセメント）が昇格、鉄鋼大手のザルツギターはワンランク下のMDAXに降格となる。ハイデルセメントでは昨年、新株を発行したほか、オーナーのメルケレ一族が保有株を大量に放出したため、浮動株比率が高まり、DAX入りは時間の問題とみられていた。
\MDAXではKabel Deutschland（ケーブルテレビ）とBrenntag（化学物流）が昇格の形で新たに採用され、Pfleiderer（建材）とMLP（金融サービス）がワンランク下のSDAXに降格となった。SDAXではTom Tailer（アパレル）が昇格、VBH（建材・工具卸売）、Villeroy & Boch（陶磁器）、Dyckerhoff（建材）は降格となる。
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