ドイツのカーナビ市場が停滞している。独情報通信業界連盟（Bitkom）が14日発表した調査結果で明らかになった。
\Bitkomによると、今年のカーナビ販売台数は310万台となり、前年比で11％減少する見通しだ。背景には、スマートフォン（高機能携帯電話）専用カーナビアプリケーションなどの普及がある。特に高性能かつ安価なアプリの販売は増加傾向にあり、携帯電話ユーザーの4％がナビアプリを利用しているという。カーナビの平均価格は3年前の200ユーロから130ユーロに低下した。
\Bitkomのハインツパウル・ボン副会長は「ナビアプリは今後、様々な追加機能を提供するだろう」と述べ、需要がさらに拡大するとの見方を示した。
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