連邦経済省が6日発表した2011年12月のドイツ製造業受注指数は物価・営業日数・季節要因調整後の実質で前月比1.7％増となり、2カ月ぶりに改善した。国外受注が4.3％増と好調で、1.4％減となった国内の落ち込みを相殺した。
\ユーロ圏外からの受注が12.3％増と大きく伸びた。中間財と投資財がそれぞれ15.4％増、11.6％増と2ケタ成長を確保。消費財も4.9％の伸びを記録した。ユーロ圏からの受注は6.8％減と振るわなかった。
\部門別の受注高は投資財が2.8％増加、消費財も1.9％拡大した。中間財は横ばいだった。
\特殊要因のよる統計上のブレが小さい2カ月単位の比較をみると、11～12月は前の期の9～10月を1.7％下回った。中間財が2.0％減、投資財が1.7％減、消費財が0.4％減と全部門で落ち込んでいる。
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