連邦内務省が17日発表した犯罪統計によると、ドイツの犯罪（認知）件数は昨年599万件で、前年（2010年）に比べ1％増加した。詐欺、自動車盗難、傷害・殺人などは減少したものの、犯罪全体の4割を占める窃盗が4.4％増加。全体が押し上げられた。窃盗の種類では特に侵入窃盗（空き巣）、自転車、キャッシュレス支払い手段（銀行カード、クレジットカード）で件数が増えた。
\11年の窃盗件数は240万3,781件。前年に比べ件数が減少したのは自動車（2.2％減の4万1,057台）と万引き（0.6％減の38万5,463件）のみで、侵入窃盗は9.3％増の13万2,595件、キャッシュレス支払い手段の盗難は8.6％増の14万628件、自転車盗難は7.2％増の32万8748件、車上荒らしは2.2％増の24万2,563件にそれぞれ拡大した。
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