ガソリン価格の高騰がメディアなどで大きく取り上げられているにもかかわらず、価格を意識して安い店で給油するドライバーは意外に少ないようだ。全ドイツ自動車クラブ(ADAC)が15日発表した消費者アンケート調査報告によると、「(価格に関係なく)いつも同じガソリンスタンドを利用する」との回答は全体の40.1%で最も多かった。2軒は32.3%、3軒以上は26.6%だった。
\給油のタイミングは「タンクがほぼ空になってから」が43.3%で最も多く、「価格が下がったことが分かった時」(同41.8%)を上回った。また、「同じ曜日に」は12.9%だった。
\「リッター当たり何セントの価格差なら多少遠回りしてでも安い店に給油に行きますか」との質問では、「(価格に関係なく)いつも利用しているチェーンの店を利用」が38.4%でトップ。これに「5セント以上」(28.2%)、「3セント」(13.3%)、「2セント」(8.2%)が続いた。
\調査はADACの委託を受けて独占委員会(連邦政府の諮問機関)のユストゥス・ハウカップ委員長(デュッセルドルフ大学教授)が実施した。
\