ドイツ連邦統計局が5月31日発表した2012年4月の国内小売売上指数は前年同月を名目で2.0％下回り、物価を加味した実質でも3.8％減少した。比較対象の11年4月に比べ営業日数が1日少なかったことが響いた。営業日数と季節要因を加味した前月比の変動率は名目がプラス0.7％、実質がプラス0.6％だった。
\食料品店の売上高は前年同月比で名目3.2％減、実質5.9％減と大きく落ち込んだ。非食料品店はそれぞれ1.3％減、2.2％減で、減少幅は特に衣料品・靴販売店で大きかった（名目6.6％減、実質9.5％減）。
\1～4月の小売売上は前年同期を名目で2.7％上回り、物価を加味した実質でも0.8％増加した。
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