ドイツ連邦統計局が4月25日発表した2012年の海運貨物取扱量は2億9,940万トンとなり、前年を1.1％上回った。輸入貨物が0.7％減の1億7,590万トンとやや落ち込んだものの、輸出が3.4％増の1億1,630万トンに拡大。規模は小さいものの国内貨物は11.3％増の730万トンと大幅に伸びた。統計局によると、金融危機発生前の08年には海運貨物の取扱量が3億2,060万トンに達しており、現在も当時の水準を大きく下回っている。
\12年のコンテナ取扱量は前年比0.3％増の1,530万TEU（20フィートコンテナ換算）と小幅な伸びにとどまった。10年と11年は伸び率が海運貨物全体を上回っていたが、12年は大きく下回った。
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