研究開発や教育の促進団体である科学促進者連盟（Stifterverband fuer die Deutsche Wissenschaft）は29日、ドイツ企業937社を対象に第2四半期に実施したアンケート調査の結果を発表した。それによると、研究開発投資額を今年「増やす」との回答は58％となり、前年の70％強から減少した。景気の先行き不透明感を受けて支出の拡大に慎重になっていることが反映されたもよう。同連盟が作成する研究開発投資指数は0.2となり、3年連続で低下した。
\業界別では昨年まで研究開発投資をけん引してきた情報通信技術（ICT）とサービスで「増やす」が50％未満へと大きく低下した。機械、電機、自動車は全体の平均（58％）に近い水準で、化学と製薬は平均を上回った。
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