ドイツ連邦統計局が23日発表した2013年上半期の建設業界売上高は前年同期比5.0％減の367億2,500万ユーロと大きく後退した。悪天候と6月の大洪水が響いた格好で、独建設業全国連盟（HDB）は13年通期の売上成長率で2％を確保するとした目標の達成がほぼ不可能になったとの見方を示した。
\売上高は建設業界の3部門すべてで落ち込んだ。HDBによると、減少幅は商工業施設が5.3％、住宅が4.1％、公共施設が5.9％。
\上半期の業界受注高は2.1％増加した。増加幅が最も大きかったのは住宅で、4.2％を記録。公共施設と商工業施設もそれぞれ2.0％、1.2％増えた。
\建設許可件数は公共施設が51.6％増と大きく拡大。住宅も10.8％伸びた。商工業施設は7.5％減少している。
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