ドイツ機械工業連盟（VDMA）が26日発表した2013年上半期の機械輸出高は735億ユーロで、前年同期を3.2％下回った。欧州経済の低迷と世界経済の減速が響いた格好。輸入高は7.8％減の275億ユーロで、貿易黒字は460億ユーロに達した。
\輸出の40％強を占める欧州連合（EU、7月に加盟したクロアチアを含む）向けは5.2％減の299億ユーロに後退した。欧州向けで増加したのはトルコ（12.4％増の20億2,700万ユーロ）やスイス（3.6％増の24億14,00万ユーロ）など少数にとどまる。
\アジア向けも4.0％減の188億9,000万ユーロに落ち込んだ。最大の輸出先国である中国が4.2％減の81億2,100万ユーロに縮小。インドも15.6％減の13億9,600万ユーロに後退した。韓国は好調で、13.3％増の16億6,800万ユーロに拡大している。
\北米向けは0.6％減で、米国は2.5％減の69億400万ユーロに落ち込んだ。南米向けは4.9％減の35億4,400万ユーロ。
\一方、アフリカ向けは14.6％増の21億5,100万ユーロに拡大した。前年に落ち込んだ北アフリカ向けが反動で盛り返した。
\VDMAは下半期も輸出のマイナス成長が続くとみている。
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