鉄鋼系複合企業の独Thyssenkruppは5日、プラント建設子会社ThyssenKrupp Industrial Solutionsがイタリアの電気化学技術企業De Noraと合弁会社ThyssenKrupp Uhde Chlorine Engineersを設立することで合意したと発表した。需要拡大が見込める電解設備分野で事業を強化する。ThyssenKrupp Industrial Solutionsは過半数を出資し、経営権を掌握する予定だ。取引の成立には両社の監査役会と独禁当局の承認が必要。
\新会社は独ドルトムントが本社所在地となり、岡山、東京、上海、ミラノ、フューストンに事業拠点を置く。売上高は1億ユーロのケタ台の半ばを見込む。ThyssenKrupp Industrial Solutionsと De Noraは事業分野と地域面で補完性が高いという。
\
