高級車大手Daimler（シュツットガルト）のディーター・ツェッチェ社長は11月27日ソウルで、韓国事業の強化方針を発表した。アジアにおける成長戦略の一環で、研究開発（R&D）センターを現地に開設する。同社は北京汽車（BAIC）の乗用車子会社BAIC Motorに12％出資する計画を19日に発表したばかり。
\R&Dセンターはテレマティクス分野に重点を置く。韓国が同分野で進んだ技術を持っていることを踏まえた措置だ。
\Daimlerはこのほか◇韓国での販売台数を今後6年間で倍増させる◇520億ウォン（3,600万ユーロ）を投じて交換部品の配送センターを来年半ばに開設する◇従業員の研修センターも設置する――ことを明らかにした。
\Daimlerの今年1～10月の現地乗用車販売台数は2万822台で、前年同期の1万7,276台から21％増加した。輸入車ではBMW（同2万8,000台強）、VW（2万1,401台）に次いで3位に付けている。
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