欧州航空宇宙大手のAirbus Group（旧EADS、蘭ライデン）が2月26日発表した2013年通期決算の営業利益（EBITベース）は前期比21％増の36億ユーロと大幅に拡大した。民間機の納機拡大と防衛・航空宇宙・ヘリコプター分野の生産性向上が奏功。純利益も22％増の15億ユーロに達した。売上高は5％増の593億ユーロだった。
新規受注高は113％増の2,187億ユーロと急拡大した。新型民間機の受注が好調だったこと
が大きく、民間機全体の受注高は129％増の1,999億ユーロを記録した。宇宙部門も大型契約の効果で64％増の617億ユーロと好調だった。
同社は需要が旺盛な小型機「A320」の生産規模を2016年までに現在の月42機から同46機に引き上げる。
