独電気電子工業会（ZVEI）が8日発表した独電機業界の5月の新規受注高は前年同月比12.1％増となり、今年に入って最高の伸びを記録した。国内が19.5％増と大きく伸びてけん引。国外はユーロ圏がやや振るわなかったもののユーロ圏外が好調で、全体で6.2％の伸びとなった。
1～5月の累計は前年同期を3.4％上回った。国内が2.4％、国外が4.5％の幅でそれぞれ増加。国外はユーロ圏が2.2％増、ユーロ圏外が5.9％増だった。
5月の生産高（実質）は前年同月比3.5％の増加で、今年2番目に高い伸び率となった。1～5月の累計でも2.0％増を確保している。
5月の売上高は137億ユーロで、4.0％増加した。地域別では国内が3.9％増の69億ユーロ、ユーロ圏が2.6％増の25億ユーロ、ユーロ圏外が5.0％増の43億ユーロだった。
1～5月累計では686億ユーロで、前年同期を2.9％上回った。地域別の内訳は国内が1.7％増の345億ユーロ、ユーロ圏が3.0％増の126億ユーロ、ユーロ圏外が4.8％増の215億ユーロだった。
