ディスカウントスーパー大手の独アルディが中国市場への進出を検討している。経済誌『マネージャー・マガチン』がアルディ・ズード（ミュールハイム・アン・デア・ルール）とアルディ・ノルト（エッセン）の合同会議議事録をもとに20日報じた。
アルディはアルブレヒト一族が運営するオーナー企業。1961年以降、ドイツ南部を担当するアルディ・ズードと北部を担当するアルディ・ノルトに会社を分割したものの、両社は協調して事業を進めている。国外市場についてはどちらか一方が進出した国にはもう一方が進出しないのが暗黙のルールとなっているもようだ。
同誌によると、中国市場に進出する場合はアルディ・ズードが担当することになっており、同社は現在、現地調査を進めているという。
