ドイツ自動車部品工業界の動き

独ラップ、ユーザーコミュニティサイト開設

独ケーブルメーカーのラップ(シュツットガルト)は11月22日、ユーザーコミュニティサイト「Lapp Ideas」(ラップ・アイデア)の運営を開始した。製品購入者やケーブルに関心のある一般ユーザーの声を直接聞ける場を作り、 […]

独フーフ、タイヤ圧力制御システム事業を買収

独自動車部品メーカー、フーフ・グルッペ傘下の子会社フーフ・ヒュルスベック・アンド・フュルストは11月30日、独同業のボルクワーナー・ベル・システムズからタイヤ空気圧監視システム(TPMS)事業を買収すると発表した。取引は

独GTG、自己接着性ゴム事業を強化

ドイツのゴムシーリング材専門メーカーGTG(グンデルフィンゲン)はこのほど、自己接着性ゴムガスケットの研究開発センターを開設した。自動車の軽量化と低燃費化を実現するゴム技術の開発と製品化に取り組み、競争力をさらに強化する

米TRW、独ピーク・ソリューションの管理ソフト採用

米自動車部品大手のTRWは、エアバッグ・クラッシュ試験センター(バーデン・ビュルテンベルク州アルフドルフ)に独ピーク・ソリューション社の試験計画・データ管理ソリューション「ピーク・リソース・プランナー(PRP)」を導入す

独シェフラー、2011年1~9月期は増収増益

独自動車部品大手のシェフラーが22日発表した2011年1-9月期の売上高は約81億ユーロとなり、前年同期に比べ15%拡大した。営業利益(EBIT)は19%増の13億ユーロで、売上高利益率で16.7%を確保した。最終利益は

独BASF、電池材料事業ユニットを年初に発足

独化学大手のBASFは23日、新事業ユニット「バッテリー・マテリアルズ」を2012年1月1日付けで発足させると発表した。既存の電池関連事業を集約し、電池メーカーに総合的なサービスを提供するとともに研究開発を強化する。 \

独ボッシュ、充電プラグメーカーのメネケスと提携

独自動車部品大手のボッシュと独充電プラグメーカーのメネケスはこのほど、電気自動車やハイブリッド車の充電インフラとITネットワークの連携において協力することで合意した。 \ メネケスが充電プラグや充電スタンドに関するノウハ

独コンティネンタル、車両の位置を把握するセンサー開発

独自動車部品大手のコンティネンタルは、車車間通信や車とインフラ設備の間の情報交換などを可能にするCar2Xコミュニケーション向けに、自動車の位置をより正確に把握できるセンサー「M2XPro」の開発を進めている。 \ 同セ

独イグゼティック、上海に工場開設

自動車向けの精密ポンプを手がける独イグゼティックは11日、中国・上海に数百万ユーロを投資して建設していた新工場の開所式を行った。拡大が続く中国市場で顧客ニーズに柔軟に対応する体制を整えるもので、主にアウディ車向けに真空ポ

独エーベルスペッヒャー、排ガス事業を強化

自動車の排気系部品や暖房システムを製造する独エーベルスペッヒャーは10日、英ホールディング会社のHexadexと合弁事業に関する契約を締結した。Hexadex傘下にあるスウェーデンの排気系部品メーカーSwenoxにエーベ

独シェフラー、年間10%の売上成長見込む

独自動車部品大手のシェフラーは、中期的に年10%程度の売上成長率を達成できると見込んでいる。6日発行の『オートモーティブ・ニューズ・ヨーロッパ』が、シェフラーのエンジンシステム部門の統括責任者を務めるプロイス氏の話として

独レオニ、中国に新工場を開設

独電線大手のレオニは4日、中国の山東省済寧市に新工場を開設した。中国の自動車市場向けに配線システム(ワイヤーハーネス)を生産する。投資総額は約2,300万ユーロ。新工場の拡大は需要拡大を受けた措置。同社は中国以外でも新興

独コンティネンタル社長、「EV普及は価格差の縮小が課題」

独自動車部品大手コンティネンタルのエルマー・デーゲンハルト社長は7日付けの独経済紙『ハンデルスブラット』に掲載されたインタビュー記事のなかで、電気自動車(EV)市場の見通しや同社のEV関連事業について語った。2025年に

独ヘンケル、RTM成形による新たなポリウレタン材開発

独化学・日用品大手ヘンケルは2日、自動車産業向けに新たな繊維強化プラスチック「ロックタイト・マックス2」を開発したと発表した。同製品はポリウレタンをマトリクス材として使用し、レジン・トランスファー・モールディング法(RT

独クーカ、第3四半期も好調

産業用ロボット・機械大手の独クーカ(KUKA、アウグスブルク)が9日発表した2011年7-9月期(第3四半期)決算の営業利益(EBITベース)は1,920万ユーロとなり、前年同期の830万ユーロから2.3倍に拡大した。自

Rheinmetall

独軍需大手Rheinmetallは3日、自動車部品部門Kolbenschmidt Pierburg AGの新規株式公開(IPO)を当面、見合わせると発表した。金融・資本市場が不安定で、リスクが大きいと判断したため。化学大

ZF、米国に風力発電用のギアボックス工場を開設

独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは9月29日、米国のジョージア州ケーンズビルに建設していた風力発電設備用のギアボックス工場を開設したと発表した。2012年からデンマークの風力発電機大手ヴェスタスに2メガワッ

独ボッシュ、inubitを完全傘下に

独自動車部品大手のボッシュは10月24日、ソフトウエア開発会社inubit(ベルリン)の買収手続きを完了したと発表した。inubitを傘下に収めることで、ソフトウエア・ソリューション部門の競争力を強化するのが狙い。買収金

Ejot

2日付けの独日刊紙『フランクフルターアルゲマイネ』によると、産業用ねじや建築・自動車業界向けの特殊ねじを製造する独エジョット は今年の売上高で3億1,800万ユーロ(前年:3億300万ユーロ)を見込んでいる。自動車業界で

リチウムイオン電池に代わる新たな二次電池登場

フッ素イオンが電気伝導を担う新たな二次電池を、カールスルーエ工科大学(KIT)の研究チームが開発した。ありふれたフッ素を使うことで低価格化と大量供給が可能になるほか、リチウムイオン電池に比べ最高で10倍のエネルギー密度が

BASF、新たなPTB樹脂開発

独化学大手のBASFは国際プラスチック加工専門見本市(FAKUMA、18~22日開催)で、自動車ライト向けの新たなエンジニアリングプラスチック「ウルトラデュアー・ハイグロスB4570」を発表した。これは同社のポリブチレン

Continental

独自動車部品大手のコンティネンタル は20日、中国の長春に建設する第2工場の定礎式を行った。投資規模は3億元(約3,500万ユーロ)。新工場は、同市ですでに16年間稼動している第1工場から電子部品生産を引き継ぐ計画。20

「AutoLinQ」、中国メーカーから初受注

独自動車部品大手のコンティネンタルとドイツテレコムが共同開発した車載インターネットプラットフォーム「AutoLinQ」が導入される初の市場は中国となりそうだ。コンティネンタルのヘルムート・マッチ取締役(内装部門担当)は独

独コンティネンタル、米国にタイヤ工場を建設

独自動車部品大手のコンティネンタルは6日、米サウスカロライナ州のサムターに乗用車用タイヤの新工場を建設すると発表した。米国市場における新車用および交換用タイヤの需要拡大に対応する。2012年半ばに着工し、2013年の完成

独タイヤ販売業界、冬シーズンに備え万端

寒波・積雪の影響で前年・前々年と供給不足に陥った反省を踏まえ、ドイツのタイヤ販売業者が冬用タイヤの確保を進めている。独タイヤ販売事業者連盟(BRV)のペーター・ヒュルツァー会長は独業界紙『アウトモビールボッヘ』に明らかに

独BBP、樹脂製の大型オイルパン開発

樹脂部品の成形加工を手がけるBBP・クンストシュトフヴェルケ・マールバッハ・バイアー(独バーデン・ビュルテンベルク州マールバッハ)は、大型トラック向けの樹脂製オイルパンを開発した。独化学大手ランクセスの繊維強化プラスチッ

Schaeffler

独自動車部品大手のシェフラー は13日、企業形態を有限会社(GmbH)から株式会社(AG)に変更する商業登記手続きを完了したと発表した。同社の監査役会は9月に株式会社への変更を承認していた。株式会社になることで、事業の柔

無線作動のブレーキ開発、自転車で実用化段階に

ワイヤーの代わりに無線で作動する自転車用のブレーキを独ザールブリュッケン大学の研究チームが開発した。将来的に電車や航空機で実用化することをにらんだ取り組み。電車などを利用した実験はコストがかさむほか、小さな不具合でも重大

ContiTech

独自動車部品大手コンティネンタルのゴム・プラスチック子会社コンチテック はハンガリーにゴムの配合工場を建設することを検討している。同社の空気ばね工場(従業員数:230人)があるニーレジハーザに建設する方針で、年内にも最終

独コンティネンタル、燃料品質センサーを開発へ

独自動車部品大手のコンティネンタルは11日、フォードの新型3気筒ガソリンエンジンにターボチャージャーを供給すると発表した。フォードは2012年から同エンジンを「フォーカス」、「Cマックス」、新型「Bマックス」に搭載する計

シェフラー、エンジニアリング会社に出資

独自動車部品大手のシェフラーは、ベルリンのエンジニアリング会社IAVに資本参加する。開発部門(シェフラー・テクノロジーズ)を通して出資するもので、現在10%を出資するルーフ・システムズ・ジャーマニー(ディーツェンバッハ)

独コンティネンタル、フォードにターボチャージャーを供給

独自動車部品大手のコンティネンタルを中心とするコンソーシアムチーム「IQ Fuel」が、さまざまな燃料油の特性を測定できるセンサーの開発を進めている。バイオマス燃料など燃料油が多様化していることを受けたもので、それぞれの

スタイロン独子会社、事業縮小の危機を回避

米素材メーカー・スタイロンの独子会社(スタイロン・ドイチュラント)の事業が好調だ。高性能タイヤの需要拡大が追い風となっており、ザクセン・アンハルト州にあるシュコパウ工場では9,000万ユーロを投資して新たな生産ラインを増

Continental

独自動車部品大手のコンティネンタル は、コンパクトな設計の電気油圧式ブレーキ「MK C1」を開発した。2015年から生産を開始する計画で、現在は量産化に向けて開発を進めている。「MK C1」では、ブレーキアクチュエーショ

日清紡、TMDフリクションを買収

日清紡ホールディングスは9月26日、自動車ブレーキ用摩擦材メーカー大手のTMDフリクション(本社:ルクセンブルク)を買収すると発表した。買収金額は4億4,000万ユーロ。規制当局の認可を得て取引は成立する。両社は事業地域

「EV乗り換えチェッカー」、アプリコンテストで優勝

ドイツテレコムは21日、昨年12月から実施していた自動車用アプリ・アイデアコンテストの優勝作品を発表した。最優秀賞に輝いたのはフローリアン・クロックさんの「m’i‘electoric」というアイデア。ドライバーの運転行動

Schaeffler

ベアリング大手のSchaefflerは26日の監査役会で会社形態を現在の有限会社(GmbH)から株式会社(AG)に変更することを決議した。10月にも商業登記する予定。株式会社化することで同社の経営は透明性が高まり、社債の

ボッシュ、新世代の駐車アシストシステムをIAAに出展

独自動車部品大手のボッシュはフランクフルト国際モーターショー(IAA)で、新世代のパーキングアシストシステムを紹介している。縦列駐車アシスト機能をさらに使いやすくしたほか、バックでの並列駐車をサポートする機能を新たに搭載

ZF Friedrichshafen

独自動車部品大手のZF はこのほど、新たに自動車メーカー2社から9速自動変速機(AT)を受注した。独業界紙『オートモビルボッヘ』によると、同社のハンス・ゲオルグ・ヘルター社長は、欧州と日本の自動車メーカーから受注したこと

Siemens AG―EV部品分野で買収を検討―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)が電気自動車(EV)用の部品分野で買収の機会をうかがっている。ロイター通信が報じたもので、同社の産業部門のジークフリート・ルスヴィルム取締役は戦略的に合致する対象があれば買収する考

独ZF、11年見通しを上方修正

独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンのハンスゲオルク・ヘルター社長は13日、フランクフルト国際モーターショー(IAA)開幕に先立つプレスコンファレンスで、2011年通期の売上見通しを上方修正した。1-8月期の売

ZF Friedrichshafen

独ZF が開発した8速自動変速機(AT)「ZF 8HP」がアウディのハイブリッド車「Q5ハイブリッド・クワトロ」に採用されている。Q5のハイブリッドシステムはパラレル構造で、内燃エンジンと電気モーターがそれぞれ駆動装置に

独エダック、IAAで鋼製車体の軽量化技術を披露

独自動車開発・設計会社のエダック(EDAG) は、フランクフルト国際モーターショー(IAA)で新たな軽量化技術とその生産設備を披露する。同社は国際的な鉄鋼企業のコンソーシアムである「WorldAutoSteel」の委託を

ElringKlinger AG―金型メーカーHummelを買収―

自動車部品メーカーのElringKlinger(デッティンゲン・アン・デア・エムス)は12日、射出成型プラスティック部品用の金型を手がけるHummelグループを買収すると発表した。樹脂製の軽量部品分野でノウハウを強化する

コンティネンタル、軽量ブレーキキャリパー開発

独自動車部品大手のコンティネンタルはフランクフルト国際モーターショー(IAA)に中型乗用車向けの新型ブレーキキャリパーを出展する。同モデルはアルミ素材をキャリパー本体に採用したほか、デザインをすっきりとさせて軽量化を徹底

フライホイール式運動エネルギー回生技術を開発

独自動車部品メーカーのEnstor Technologiesはフランクフルト国際モーターショー(IAA)に、電気自動車やハイブリッド車向けのフライホイール式運動エネルギー回生システム「E-Kers」(Electric K

Siemens

独電機大手のシーメンス は9月6日から、ベルリンで電気自動車の社用車を使った実用試験を開始した。オペル「アギラ」を改造した電気自動車12台を投入し、同社の従業員100人以上がベルリン市内の移動などに使用する。期間は1年で

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