ルクセンブルグに本社を置く自動車センサ部品メーカー、IEEセンシングがスロバキア政府に対し、税制優遇の形で458万ユーロの投資奨励措置の適用を申請した。東部コシツェ県ヴェルカー・イダ工場に対する総額1,266万ユーロの投資が対象だ。経済省が7日明らかにした。
IEEはヴェルカー・イダ工場を拡張し、ハンドルセンサなどの部品生産を強化する。18年末までに337人の雇用を創出する計画だ。また、研究開発センターを新設し、地元大学との提携を進める。2015~17年の3年間に分けて政府から総額458万ユーロの助成を受ける。
IEEは主に中国・香港資本が出資し、安全システムを生産している。