中国、欧州復興開発銀に加盟

欧州復興開発銀行(EBRD)は15日、中国が加盟したと発表した。同国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)と連携し、中東欧・旧ソ連などでのインフラ整備を支援していく方針だ。

中国の李克強首相と会談したEBRDのスマ・チャクラバルティ総裁は、中国の加盟が◇EBRDが支援する国々における中国企業の投資拡大◇アジアと欧州を結ぶ中国の「一帯一路」経済圏構想の促進――につながると話し、双方に利益をもたらすものと歓迎した。

EBRDは、旧ソ連や中東欧諸国における民主主義や市場経済への移行を支援するために、1991年4月に設立された。中国の加盟で、加盟国数は67カ国となった。

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