長距離ライドシェアリング(相乗り)サービス大手の仏ブラブラカーは先ごろ、チェコとスロバキアの同業、ヤズドマト(Jazdomat)とイーズドマト(Jizdomat)を買収した。これによって同社の事業拠点は欧州、中南米、トルコを含む22カ国に拡大する。両社のユーザーは、利用履歴や評価などをそのままブラブラカーのサイトへ移動できる。
ライドシェアリングはネットを利用した「ヒッチハイク」サービスだ。旅行を計画するドライバーが、日時、出発・目的地と空席数、価格をサイトにアップし同乗者を募る。一緒に乗っていきたい人はドライバーに直接連絡を取って交渉する。利用の目的はガソリン代の「割り勘」で、利益でないところが米ウーバーなどの配車サービスと異なる。