チェコ財務省、経済成長予測を2.7%に据え置き

チェコ財務省は1月29日発表した2016年の経済見通しで、国内総生産(GDP)予想伸び率を2.7%で据え置いた。17年は2.6%としている。

同時に発表した昨年のGDP実績値は、堅調な国内需要と大幅な投資の伸びを背景に4.6%に達した。国内需要の伸びは主に総固定資本形成が前年比8.3%増と大幅に拡大したことが要因。年末に期限を迎えた欧州連合(EU)の補助金プログラムの利用が増えたことも投資の伸びを後押しし、GDPを0.8ポイント押し上げた。

インフレ率の予測値は今年が0.5%、来年は1.6%。昨年の実績値は0.3%だった。また、

失業率は今年4.7%、来年は4.6%となる見通し。昨年は5.1%だった。

上部へスクロール