ハンガリー経済省は2月25日、医科大学のセンメルワイス大学(ブダペスト)と韓国の医療機器大手サムソン・メディソンが協力協定を締結したと発表した。サムソン・メディソンは同大学に東欧地域を対象とした臨床教育センターを設置する。同センターではサムソンの最新の画像処理技術を使った診断法に関する教育が行われる予定だ。
ヴァルガ経済相は、同センターの開設はハンガリーのイノベーション及び研究環境が評価されたものだと述べた。
サムソン・メディソンの設立は1985年。2011年にサムソングループ傘下に入った。超音波画像診断装置を中心に医療機器の製造・販売を手掛けており、01年には3Dライブ画像を利用した診断装置を開発している。