仏ゴム部品ハッチンソン、セルビアに自動車部品の新工場を開所

仏石油大手トタルの子会社で、ゴム部品を製造するハッチンソンは先ごろ、セルビア北西部ルマに建設した自動車部品工場の開所式を行った。投資額は920万ユーロで、うち190万ユーロを政府の助成で賄った。

新工場は敷地面積が7万8,600平方メートル、床面積が6,000平方メートルに及ぶ。従業員数は約200人。主にラジエーター用ゴムパイプを製造し、メルセデス、フィアット、ルノー、スズキなど大手自動車メーカーに供給する。

ハッチンソンはシーリングシステム、ホースなどのゴム製品のほか、自動車、航空宇宙業界などにプラスチック部品を供給する。世界23カ国の96拠点を通して事業展開する。2014年の売上高は34億6,000万ユーロに上った。

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