ベラルーシのガラスメーカー、ゴメルグラス(Gomelglass)は4日、ドイツの同業ショルグラス(Schollglas)と板ガラスの輸出契約を締結した。輸出先はドイツとポーランドで、輸出数量は850万平方メートルとなる。
調印式に出席した同国のカリーニン副首相は、ベラルーシは需要が増加しているフロートガラスに関し豊富な経験があると述べ、ドイツ企業と協力して欧州とアジア市場を開拓していくことに期待を示した。
ショルグラスのオーナー、ヴァイデマン氏は、両社の今年の取引額は1,700万ユーロを超える見通しで、新製品が生産されれば2,000万ユーロを上回るようになると述べた。また、ゴメルグラスは現在の絶縁ガラスや家具用ガラスに加え、今後はさらに上級の製品を生産する方向で検討しているとした。