独エレクトロビット、ルーマニアに新開発拠点

車載ソフトウエア開発の独エレクトロビット・オートモティブは18日、ルーマニア西部のティミショアラに新たな開発拠点を開設すると発表した。開発拠点のグローバルネットワークを構築する戦略に沿ったもので、自動運転車の電子制御装置(ECU)向けのソフトウエア開発を強化する。もうひとつの新拠点となるインドのバンガロールと合わせてソフトエンジニアを最高80人雇用する。

エレクトロビットは、メーカーとシステムサプライヤーに運転支援システム、インフォテインメント・システムなどのソフトウエアおよびサービスを提供している。今回の新拠点開設を通じて、ECU向け車載ソフトの標準仕様「AUTOSAR」に準拠したソフト開発およびサービスを拡充し、自動運転車やコネクテッドカーのECUの将来的な需要拡大に対応する。

エレクトロビットはルーマニアでは、2013年にブラショフに研究開発センターを開設した。

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