ベルギーCMI、カザフスタンのガス火力発電プロジェクトに参加

ベルギーのエンジニアリング大手コッカリル(CMI)がカザフスタンのガス火力発電プロジェクトに参加する。12日付のWeb紙『イーストタイム』が伝えたもので、同社は南部クズロルダ州に出力400メガワットのガスタービン・コンバインドサイクル発電所を設置する。

CMIのエネルギー部門のローラン・スペード副社長によると、プロジェクトはカザフスタンのエネルギー戦略「ストラテジー2050」の枠組みで行われる。同戦略は増大する電力需要を環境に配慮したクリーンなエネルギーでまかなうというもので、新発電所の設置により今後2年以内に100万人超に電力を供給する予定だ。

建設予定地のクズロルダ州には大河川シルダリヤ川が流れる。スペード副総裁は、同地は天然ガスや冷却用水、電力供給網など、発電所の運営に必要なものがすべて揃っていると述べた。

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