ブリヂストン、ハンガリー工場を大幅増強

ブリヂストンがハンガリー北西部タタバーニャの工場を増強する。2013年に開始した850億フォリント(約2億7,000万ユーロ)の投資計画の一環で、20年までにタイヤ年産能力を現在の180万本から4倍の720万本に拡大。従業員は18年までに150人を雇用し、850人に増員する。現地メディアが1日、フェルナンド・デルセロ工場長の話として報じた。

タタバーニャ工場は08年に生産を開始し、製品のほとんどを輸出している。主要輸出先はドイツ、英国、フランス、イタリア、スペイン。昨年の生産量は180万本で、売上高は約480億フォリントだった。

同工場はブリヂストンが欧州で展開する11工場の中で完全自動化された唯一の生産拠点となっている。(1HUF=0.39JPY)

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