ロシアのメドベージェフ首相は6日、国営ガス会社ガスプロムが中央アジアのキルギスタンで天然ガスパイプライン建設事業に投資すると発表した。2030年までに約1,000億ルーブル(約16億ドル)を投じる予定で、そのうち3分の1は今後2年間で投資する。
キルギスタンの首都ビシュケクにおける両国関係に関する地域フォーラム開催後に同首相が述べたもので、パイプラインの建設を通じて同国の天然ガス普及を促進する。
ガスプロムのミレル社長は今年初め、キルギスタンに対し7億5,800万ドル以上を投資する計画を明らかにしていた。ロシアの同国に対する昨年の投資額は1億1,820万ドルに達し、前年から倍増した。(1RUB =1.67JPY)