ベラルーシ中央銀行(NBRB)が7月1日から、主要政策金利であるリファイナンス金利を2ポイント引き下げ、20%とする。利下げは3カ月連続で、下げ幅は合計5ポイントに上る。
翌日物貸出金利(上限金利)と翌日物借入金利(下限金利)も2ポイント引き下げ、それぞれ25%、13%とする。
中銀はインフレ率が低下していることに加え、今後もインフレ圧力が弱い状況が続くとみて、追加利下げに踏み切った。
統計局によると、同国の5月のインフレ率は12.4%だった。(東欧経済ニュース5月4日号「ベラルーシ、2カ月連続で利下げ」を参照)