ルーマニアの自動車製造・輸入事業者連合会(APIA)が先ごろ発表した2016年1-5月期の新車販売台数(乗用車および商用車)は4万6,222台となり、前年同期から6.9%増加した。伸び率は乗用車で0.9%、商用車で34.3%だった。全体の89%を法人向けが占めている。
1-5月期の国内自動車生産台数は16万5,370台で、前年同期から6.9%減少した。内訳はダチアが14万4,336台で、フォードが2万1,034台。モデル別ではダチア「ダスター」が8万3,320台(前年同期比15.6%増)で最も多く、「サンデロ」2万5,234台(5.6%減)、フォード「Bマックス」2万1,034台(3.2%減)などが続いた。
生産車に占める輸出比率は92%で、前年同期から2.3ポイント拡大したものの、輸出台数は4.5%減となる15万2,083台に後退。一方、輸入は18.2%増加した。