バンホール、カザフスタンに電気バスの組み立て工場

ベルギーのバス製造大手バンホールは先ごろ、カザフスタンに電気バスの組立工場を設置することで同国の国営企業バイコヌールと合意した。投資額は1,000万ユーロで、ベルギー側とカザフ側の双方が出資する。南部のキジロルダに新工場を設置し、2017年に同国で開催される国際博覧会で完成車を披露することを目指す。

バイコヌール関係者によると、当初の現地生産比率は全体の4分の1で、生産開始は今年11~12月末の予定。製造される電気バス「EX-15」は首都アスタナの空港と博覧会場を結ぶシャトルバスとして使用される。EX-15はアスタナの厳しい冬の寒さにも耐えられる設計で、1度の充電で最大40~50キロメートルを走行できる。

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