季節は夏。バカンスシーズンだ。欧州でもすでに夏休みに入った地域もあるが、そんな中で旅行ポータル「ゴーユーロ(GoEuro)」がビールが好きな人におすすめの観光都市ランキングを発表した。世界70都市を対象に調べた「ビール価格ランキング」がそれだ。
スーパーで売られているビールと、国際展開するホテルのバーの生ビールのユーロ換算価格(330cc当たり)の平均値が比較対象となった。一番安いのは、スロバキアのブラチスラバで1.47ユーロ。最も高かったスイスのローザンヌ(8.47ユーロ)の5分の1にも満たない。このほか、キエフ(1.48ユーロ)、クラクフ(1.67ユーロ)、ベオグラード(1.95ユーロ)、ワルシャワ(2.18ユーロ)、リュブリャナ(2.19ユーロ)、ブダペスト(2.2ユーロ)がトップ10入りし、中東欧の割安感が際立っている。
ビールの産地として有名なチェコのプラハは2.64ユーロで23位。安いところから見ていくと高い気がするが、わが日本の東京は4.88ユーロで65位。東京で飲むつもりであれば、お得感は十分だろう。