オペルのハンガリー工場、今年のエンジン生産は65万基

独自動車大手オペルのハンガリー子会社のブチャール社長は6日、西部セントゴットハールド工場の今年のエンジン生産計画は前年を約27%上回る65万基となり、来年はさらに増産するとの見通しを示した。

オーストリア国境に近いセントゴットハールド工場は1992年に生産を開始し、2014年に生産能力50万基の新生産棟が完成した。現在、欧州市場向けのオペル車のエンジンの6~7割を生産しており、フル稼働に近い状態にあるという。

今年1-6月期のハンガリー国内のオペル販売台数は5,266台だった。シェアは9.4%で、2位につける。個人顧客販売のみでは市場シェア35%で首位。通年販売台数は昨年の1万200台をやや上回る1万1,000台と予測する。

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