ルーマニア鉄道車両大手、トロリー・電気バスを製造

ルーマニアの鉄道車両メーカー、アストラ・ヴァゴアーネ・アラド(Astra Vagoane)が、新たにトロリーバスと電気バスの生産を開始する。新分野参入によって収益基盤を強化するのが狙いで、国内外での受注を目指す。6日付の現地紙『アルゲマイネ・ドイチェ・ツァイトゥング』が報じた。

同社は新たにトロリーバスと電気バスの生産ラインを各1本導入した。生産能力はそれぞれ10日に1台。フランスの大手部品業者と提携し、新事業を開拓する。すでにクルジュ・ナポカ市からトロリーバス20台を受注した。

アストラ・ヴァゴアーネは昨年の売上高が前年の2億9,000万レウ(6,440万ユーロ)から9,600万レウ(2,130万ユーロ)へ急落。利益も4,100万レウ(940万ユーロ)から140万レウ(32万ユーロ)へ激減した。(1RON=24.7JPY)

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