独自動車部品メーカーのAISはこのほど、スロバキア子会社のAISオートモーティブ・インテリア・システムズ・スロバキアが9月から生産を開始すると発表した。同子会社が環境当局に提出した書類によると、以前家具を製造していたトゥパーの工場を改築する計画で、2018年までに400万ユーロを投じるという。同工場では、自動車産業向けにプラスチック、ゴム、金属部品を生産する予定。
同社はバイエルン州ニーデルンベルク本社のほか、シュライツ(独)、スタリー・コリーン(チェコ)、ヴェルキー・オセク(チェコ)、ポジェブラディ(チェコ)、モンテモル=オ=ノボ(ポルトガル)、リュジノヴォ(露)などに生産拠点がある。また、フォルクスワーゲン(VW)の工場のあるエムデン(独)、ツヴィッカウ(独)、ジェール(ハンガリー)には、ジャストインシーケンス(JIS)を導入した組立工場を置いてる。
同社の従業員は約1,100人。グローブボックス、センターコンソール、A・B・Cピラー、トランクパネルなどを生産している。