独自部品K＆S、セルビアに新工場

独自動車部品大手のクロムベルク&シューベルト（K&S）がセルビア中部のクルシェヴァツに新工場を設置する。先ごろ市当局が現地メディアに対し明らかにしたもので、新工場の床面積は2万平方メートル。主にケーブル部品を生産する。稼働開始は2017年、当初は従業員1,200人を雇用する。今月中に合意文書に署名が行われる予定。投資額は明らかにされていない。

同社は将来的に工場を4万平方メートルまで拡張し、従業員を4,000人に増員することを計画している。市当局も当初の5.2ヘクタールの用地を6.6ヘクタールまで拡大し協力する予定だ。

車載ネットワークシステムや特殊ケーブル、プラスチック部品などを生産する同社はドイツ南部のレニンゲンに本拠を置き、世界30カ所に拠点を持つ。中東欧ではチェコ、スロバキア、ポーランド、ウクライナ、ハンガリー、ルーマニア及びマケドニアに拠点がある。