英自部品IAC、チェコ新工場を開所

英自動車部品大手のIACグループは先ごろ、チェコのプジェシュティツェに建設した第2工場が開所したと発表した。欧州の高級車メーカー2社に、射出成形加工した軽量なドア用吸音パネルを供給する。2018年までにフル稼働させる予定。

第1工場から2キロの場所に建設された新工場は床面積が1万8,000平方メートル。生産する射出成形部品は従来の真空成形部品に比べ40％軽量化している。

IACグループはチェコにプジェシュティツェのほか、ムラダー・ボレスラフ、ホドニーン、ザークピの3ヵ所に生産拠点を置いている。主な取引先はオペル、フォード、BMW、ジャガーランドローバー（JLR）、ダイムラーなど。