コネクタ部品などを製造するドイツのムルエレクトロニク(MurrElektronik)は先ごろ、チェコ西部のストド・ナド・プルツェンにある工場の拡張工事を終え、稼働を開始した。投資額は1億コルナ(約370万ユーロ)で、床面積は4,200平方メートルに拡大。従業員数は現在の700人から1,000人に増員する。
同社は1999年にチェコに進出し、コネクタやインターフェース関連機器を生産してきた。チェコの他、独国内に2カ所と中国の上海に工場を持つ。取引先には独BMW、スイスのプラント大手ABB、チェコのシュコダ・ホールディングとビール大手ピルスナー・ウルケルなどがある。(1CZK=4.17JPY)